施術方法を選ぶ

顔の中心を変える施術を選択します
鼻は、顔の真ん中にあって、その存在感は大きなものがあります。顔の印象に大きく影響するパーツと言えます。その整形方法には、大きく二つあります。メスを入れるか入れないかの二種類です。メスを入れない方法としては、まずヒアルロン酸の注入があります。ヒアルロン酸は皮膚に潤いとはりを与えるものです。鼻のラインに注入して形を整えます。結構な痛みを伴うので、リドカリンという麻酔薬を利用します。鼻先を長くする効果もあります。通常一回に0.5CCを注入します。10分程度の施術時間です。費用は、45000円程度で、半年から一年は効果が持続します。大切なことは、注入する場所と量を適切にすることです。このことがうまく出来ない場合は、形が崩れたりバランスが悪くなったりします。次に整形する方法は、糸を入れる施術です。体に溶けてなじむ糸を鼻の先を高くするために活用します。8から12本ほどの糸を入れます。通常一本26mmほどの長さです。施術時間は10分程度で費用は20000円ぐらいです。
一方、体にメスを入れて行う施術としては、プロテーゼの挿入があります。これは、シリコンで出来ており、I型やL型があります。L型を改良したバード型は、L型よりも皮膚や筋肉のつっぱりが起こらない改良型です。鼻の中に軟骨と同様に挿入しずれないようにします。施術時間は20分で費用は12万円からと高額です。鼻筋に挿入するので鼻がくっきりとして整形の効果がはっきりと出ます。プロテーゼのようなシリコンという人工物質ではなく、自家組織の移植を行う場合もあります。例えば耳の軟骨を取り出して活用する方法です。さらには、骨を切ったり削ったりという大掛かりなものもあります。韓国では、この大掛かりな整形を独自の方法でダメージを少なく施術する技術を確立しています。そこで、日本の女性が、韓国で施術を受ける形も多くなってきています。このようなメスを入れる方法での整形は、半永久的な施術と言えます。どのような方法を選ぶにしても、費用や効果を考える前に、失敗しないために整形医との事前カウンセリングやアフターケアについて確認しておくことが最も大切です。